今回のセミナー開催にあたり、100名の参加者を集めるために、伊達市近辺の白老
町から洞爺湖町までの「手をつなぐ育成会」を中心に声をかけ、募集をおこないまし
た。
多くの関係者からのご協力もあり、最終的には障がい者本人が111名、総勢166名の
参加となり、盛大に就業支援セミナーを開催することができました。
セミナーの基調講演の講師として佐野和明氏、障がい者本人であります岩花有香氏
三木隆嘉氏の両名を思い切って招聘いたしました。
基調講演では、「はたらく・くらしと支援について」との題目で、職場において障
がい者本人がどのような仕事をしているか、その仕事の辛いこと、又楽しい事、恋人
のことなど、佐野講師が岩花、三木講師本人の悩みをユーモラスに聞き出していまし
た。
佐野講師は、それらの悩みの解決方法を会場の受講者に紅白の用紙を掲げてもらい
本人講師がインタビューする方法で進行したため、受講者は飽きずに関心を持って、
聞き入っていました。
また、その後のシンポジウムにおいても、佐野講師がコーディネータ―として本人
発言を上手にフォローしていました。
グループ討議では、11グループに分かれ「はたらくことについて」本人たちが自由
な意見を発言し、
その内容を記録スタッフがまとめ、働く本人からの日頃の思いをメッセージとして発信することができ、このセミナーを終了することができました。